不適切養育と発達性トラウマ障害

まず不適切養育とは何か、ということについてですが、

 

「子どもに対して思いやりのない言葉がけをする」「子どもの友人関係等必要以上に介入する」

「否定的な言動が多い」「親の期待を背負わせるなど過度な期待を背負わす」

「成績など他者と比較したり優劣付けを行う」「子どもの夢を否定する(「なれるわけがない!」など)」

「子どもに親が愚痴を聴かせる」「きょうだい喧嘩に介入しない」「必要な養育を行わない」

「子どもの要求に対して無反応、無関心」「子どもに手をあげる」

などなど、正直なところよくあるものも含まれていますね。

特に親などは「子どものためを思って」という考えで、「現実を分からせなければ」と思い込み、

子どもの夢を否定したり、子どもや他者をランク付けし勉強をさせようとしたりすることも多いですよね…。

でもこれらは子どものやる気をそぐことにつながり、子どもが自分の気持ちや考えについて

「どうせ私の考えは間違っているんだ」と思わせてしまうことにもなりますし、

他者を蹴落とすことばかりを気にするようになってしまい、他者を見下したり、

逆に自分が良い点数をとれなかった時は自己否定につながってしまいます。

このようなストレスは継続的に受け続けることになりますので、ストレスからホルモンバランスを

崩すことにつながり、身体的・精神的成長に対して悪影響を与え続けることになります。

 

私たち人間の身体は古くは猛獣などの脅威から身を守るための方策を学んでいます。

例えば木の陰から猛獣が飛び出してくるかもしれないと感じれば息を潜めたり、

身体が反応できるように筋肉への血流を増やしたりしています。

これは意識的に行うよりも早く、本能的に行われることです。

脅威が去ればホルモンバランスも平時の状態へと落ち着いてきて、筋肉よりも胃などの内臓に

血流を増やしたり、身体の成長につながるような体制になっていくのです。

ただ、今の人間の生活状態は野生で生き延びてきたものとは大きく異なります。

不安はぬぐえず、継続するのです。

そのため本来は緊急対応用のホルモンバランスなどが継続され、緊張状態を維持してしまったり、

無気力状態を維持してしまうような状態になってしまうのです。

不適切養育と言われている子どもたちへの間違った対応が子どもたちの身体的・精神的成長を

阻害し、発達性トラウマ障害に追い込んでしまうのです…。

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