今日8月25日は「大河津分水が完成した日」です!
越後平野は大昔は海の底にあった場所であり、信濃川が運ぶ土砂が堆積して
出来た平野です。そのためその平野も海抜が低く、ひとたび洪水などで水が
たまってしまうとなかなか抜けない土地でもあります。
そのための治水工事は江戸時代から望まれていたそうですが、
その工事の規模、かかる費用、工事による川の流れの変化がもたらす漁業などの
問題などがあり、なかなか工事が進まなかったそうです。
堤防の改修などによる工事もありましたが、根本的な解決には至らず、
やっと1909年になって分水の工事が再開しました。
地滑りなどがあり、当時東洋1の大工事と言われ、苦難の連続でしたが、
1922年の今日、念願だった大河津分水が完成しました!