今日9月14日はカトリックで「十字架賞賛の日」です!
これは320年ごろ、ゴルゴダの丘でキリストが磔にされた十字架を
聖太后エレナが発見した日と言われています。
聖十字架はペルシア王がエルサレムを占拠した時に奪われましたが、
後に皇帝ヘラクリウスが奪回し、この時から十字架への崇敬が盛んになったそうです。
十字架はもともとローマでは十字架への磔刑は「国家反逆罪」への罰であったそうです。
また旧約において磔刑に処されたものは「呪われる」とされていました。
このような「呪い」と「貶め」をキリストが甘受したことのうちに、
キリスト教ではイエスの謙りとそれによってのみ贖われえた人類の罪の深さ、
さらにそれを解消したイエスの神性の力強さを見ることができるということから
十字架への信仰が高まったそうです。