今日7月1日は「こころの看護の日」です!
これは1987年のこの日に「精神衛生法」が「精神保健法」に改正されたことを記念
して制定されました。現在は「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」に改正されています。
こころの看護ははっきりと目に見えないものですから非常に難しいものです。
自分と同じような体験をして悩んでいる人がいても、「全くいっしょ」ということは
絶対にありません。その人の性格、今までの経験、周りにいる人たちなどなど
状態や状況が少しでも違えば全く同じに感じることなどありえないのです。
カウンセリングでは共感は必要ですが、相手のことを完全に知った気になることは
プラスにはなりません。タイプ論でタイプ別に分けることができたとしても、
それはその人のほんのちょっとの一面でしかありません。
知った気になるは危険な行為です。
自分も、相手も尊重して、相手の立場になって感じることが大切なのです。