日6月27日は1990年に「スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律 が公布・施行された日」です! 若い方はあまりご存知では無いと思いますが、昔は冬になると「スパイクタイ ヤ」というものを 車に装着し、走っていました。今のスタッドレスタイヤはタイヤの溝や構造によ り、氷の上でも 止まりやすいようにしたり、水をかき出して滑らないようにしていますが、 「スパイクタイヤ」はその名のとおり、金属製のスパイクがついていたのです。 私もこの年代に車を自分で運転したことはないのでその感覚は分からないのです が、 実際に運転していた人に聞くとやはりスパイクタイヤの方が安心して走ることが 出来たそうです。 そのタイヤがなぜ規制されたかというと、氷や雪の無い状態でスパイクタイヤで 走行すると、 路面を削り、粉じんが発生してしまうのです。実際、その当時の路肩の雪は真っ 黒でした…。 ちなみにこの法律、6月に公布・施行され、禁止条項は翌年4月1日から、 罰則の施行はさらに翌年の1992年4月1日からでした。 それだけ多くの人が使っており、準備が必要だったということですね。 4月というと春だと感じると思いますが、雪国では4月くらいまではまだ路面に積 雪や 凍結が見られることがあり、そのくらいまでは冬用のタイヤをはいているんです よ。