今日5月10日は、1984年に「グリコ・森永事件で報道機関に脅迫状が届いた 日」です。 「グリコ・森永事件」と言えば、「かい人21面相」と名乗る犯人や、 「どくいり きけん たべたら しぬで」と書かれた毒物入りのお菓子が スーパーなどに置かれ、世間を騒がせた事件です。 事件は2000年2月に殺人未遂罪での時効が成立し、 2005年3月には民法上の損害賠償請求権も消滅してしまい、 未解決のまま迷宮入りしてしまった事件となりました。 様々な食品メーカーに脅迫を行ったり、脅迫状や挑戦状も何通も出され、 怪しい人物は何度も目撃されていながら捕まることはありませんでした。 結局目的などもよく分からなかった謎の事件でした。 ちなみにこの事件あたりから、社会全体を巻き込み、注目を浴びるような犯罪を 「劇場型犯罪」と呼ばれるようになったそうです。