今日5月2日はベルギー国王レオポルド2世がコンゴ自由国を設立した日です。
コンゴ自由国とは現在のコンゴ民主共和国の元になった国で、
当初はベルギー国王の私有地でした。
「自由国」という名前ではあるものの、その自由は国民には無く、
象牙やゴムの採取を強制されていたのですが、その量が規程の量に達しないと、
手足を切り落とされるという過酷な罰が与えられていました。
その後国際的な避難を浴び、ベルギー国王の私有地から、ベルギーの植民地と
なり、その後、現在の「コンゴ民主共和国」となっていきました。
ちなみにコンゴ自由国の標語は「労働と前進」。
国民を大切にしない国に前進はありえませんね。