今日4月27日は有名な古代ギリシャの哲学者、ソクラテスが処刑された日です。 ソクラテスが独特の思想やそのスタイルが確立されたのは 弟子がデルポイの神託で「ソクラテス以上の賢者はいるのか」と問いかけたとこ ろ、 神託では「ソクラテス以上の賢者はいない」と言われたそうです。 ソクラテス自身は「そんなことはない!」と思い、自分よりも優れているであろ う 識者と言われた人達のもとを訪ね、自分よりも優れている人がいることを 立証しようとしたらしいのですが…。結局は識者と言われる人達に彼らが話して いることを 逆に説明することになり、さらに自身の名を高めることになったようです。 そのような識者たちを回っているうちに気がついたそうです。 「知らないことを知っていると思い込んでいる人々より、知らないことを知らな いこととして 自覚している自分の方が賢く、少しばかり知恵の上で勝っている」。 知らないことを自覚すること、私たちの生活、人生においてもとても大切なこと ですよね! ちなみにソクラテスは恐妻家としても知られ、有名な言葉を残しています。 「良妻を持てば幸福になれるし、悪妻を持てば哲学者になれる」。 名言ですね!!