1945年、戦後日本を統治していたGHQは神道と国家を分ける指令、
「神道指令」を発令しました。
太平洋戦争における日本軍の命までも武器とした戦い方を恐れた
GHQはその根本である「神道」を切り離し、日本国内の鎮静化を図りました。
確かに戦争中に掲げられたのは「八紘一宇(はっこういちう)」という
神道的なスローガンでした。意味は「天下は一つの家である」という考え方。
その考え方を元にアジアをまとめ上げようとしていたのですが…。
軍隊としての考え方はとりあえず置いておいて、この「八紘一宇」が持っている
意味は今の世界にも必要だとは思いませんか?
「世界全体が一つの家」であり、「全ての国、国民がその特色を活かし、
一緒に生活する」というのが本来の考え方。
自分たちの利益、意見のみを尊重する今の世界にはとても大切な言葉だと思います。
本来の日本人らしさを思い出し、温かみのある国民性を強くしていきたいものです。