今日12月9日は『障害者の日」。
これは1975年に国連総会で「障害者の権利宣言」が行われ、
国際障害者年の1981年12月9日に総理府(現内閣府)が開催した
「広がる希望の集い」にてこの日を「障害者の日」とすることにしました。
国連で宣言された「障害者の権利宣言」では自立するための権利や
一般の市民権、政治的権利を求める内容などが宣言されました。
そのような極普通の権利すら与えられていなかったということが問題ですよね。
中には「家族と一緒に暮らせる権利」という本当に生活の基盤となるような
ものまで求めなければ受けられない状況があったのです。
お互いを思いやり、協力し合える世界でありたいものですね。
ちなみに12月9日には1948年に「ジェノサイド条約」というものが
国連で採択されました。
この条約は集団への殺害を防止し、処罰することを決めておりますが、
このようなことも決めておかないと行われてしまうという悲しい現実があります…
この条約、日本は未加入だったりします。これは条約の中に「集団殺害の扇動」も
対称にする項目があるのですが、これが国内法的に処罰できないからだとか…。