今日10月10日は身近なところでは「体育の日」。今年も晴れましたね!
運動…通勤の徒歩くらいですかね、今日も。
そして世界的には「世界メンタルヘルス・デー」。
これはオランダに本部を置くNGO世界精神衛生連盟が1992年に定め、
世界保健機構(WHO)も協賛している国際デーです。
精神疾患やアルコール・薬物依存の人が増えてきて、世界的にも原因の解明や
対策を採らなければということで情報の共有や会議などを通じて
意識を高めているということです。
実際はその人独自の環境や問題があり、なかなか「このときはこれ!」とはいえない
問題だとは思いますが、だから放っておけば良くなるという問題でもなく、
情報を収集し、少しずつでも解明していかなくてはいけない問題です。
なかなか薬だけで直るものでもなく、それは”人間という物質”がただ解明されていないだけなのか
それとも”人間の中にある心”のせいなのか。
薬を投入し、すぐに直ればそれはそれで楽なのでしょうが、そこまで人の身体や
心は解明できるものなのでしょうか…。
やはり根本的な問題が心にあるのなら、それは”心”を通してでしか癒すことは
できないのではないかと思います。
本当に”やる気スイッチ”とかがあれば楽なんですけどねぇ。
ちなみにカウンセリングでは「傾聴」という方法がとられます。
これは相談者さんの話にカウンセラーが全力で心と耳を傾けて
聴くという方法なのですが、この「傾聴」がとても難しい。
ただ聞くだけではなく、その人の立場にたち、その人として感じながらも
冷静さを保つ。カウンセラー自身の意見は言わない。
この「意見を言わない」というのは本当に難しい。皆さんも知り合いと話をするときに試してみてくださいね。